歌えるよろこび 第九

今年は歌えないかと思っていました。
けがのせいで2カ月ほど欠席したので、練習回数が足りないかもしれなかったのです。
11回以上の練習参加と指揮者レッスンに参加するのが、舞台に上がる条件なのです。

なんとかクリア ♪
今年も歌えました。

聴きに来てくださったみなさま、ありがとうございました。

合唱は、ひとりひとりの声をそろえて一つの声にしなくてはなりません。
人間という楽器は、とても繊細でひとりひとり違いがあります。
それをひとつの響きにする。

その奇跡を実現するのは、「聞く」ことです。
隣の人の声を聴き、隣のパートの声を聴き、全体の声を聴く。
聴いて聴いて、まあいうたら我彼(われか)の境地ですね。

おはなしを語るとき、わたしは子どもたちのため息やつぶやきや、時には叫び(笑)をじっと聴いています。
それに心を合わせていく。
合唱してるときと同じモードだと、最近気がつきました。

それは、人間関係すべてに当てはまるたいせつなことかもしれません。
他の人の声に耳を澄ます。
大事なことだと思います。

わたしは、他の人と一体になるよろこびを合唱に求めているような気がします。

 

 

2 thoughts on “歌えるよろこび 第九

  1. 今日は、感動をありがとうございました(^-^)

    初めて第九を通して聞かせてもらいました。
    こういう機会がないと、普段クラシックを聞かないので、断片しか知りません。
    オーケストラの演奏で生の第九、とってもよかったです!
    私にとって異空間、異次元にいるような、そんな気持ちになるときがあり(たぶん第2と3楽章)、まさに今、時限の差がない一次元性の世界に挟まったのかと思いましたよ!
    (決して寝たのではありません)

    そして帰りにヤンさんと電車でバッタリ!
    これは、ときの一致ですね(^O^)/

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